ふ〜


【ポスター】ふ〜「非集計行動モデルによるパフォーマンス評価の検討」

パフォーマンスというとらえどころのないものをいかにして理解するのか?パフォーマーは各自の体験に基づき様々な取り組みを行う。しかし、それらが個人の体験に基づく経験則に留まる限り、認知バイアスや暗黙の仮定の滑り込みを防ぐことは難しい。経験則を信頼性が高い理論に昇華させるためには、パフォーマンスを可能な限り定量的に評価し、明示化された仮説を統計的な手法により検証することが不可欠となる。

人間の感覚というフィルターを通してしか評価できない対象を定量する方法として、アンケート結果を利用することが考えられる。実際、パフォーマンス終了後にアンケート回収を行い、その票数や投票率などでパフォーマンスの評価や比較をおこなうことは、一般的に行われている。しかし、そのようなデータは理想条件下で集めることが難しいため、必然的に多くの問題を含んでおり、データの特性にあった統計的手法の適用が必要となる。

そこで、本発表では人間の意思決定プロセスを記述する手法として開発・利用されてきた非集計行動モデルを紹介し、パフォーマンス評価への応用について検討する。特に、今回は具体例として「ステージマジックにおいてプロダクションがマニピュレーションよりも観客の満足度を上げるのか」という仮説の検証を紹介する。

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